プリザーブドフラワーとは？

「生花の瑞々しさをいつまでも---。」
そんなコンセプトから1991年に誕生したプリザーブドフラワーは、生花に特殊な染料を浸透させた加工花。ナチュラルな質感と鮮やかな色合いで人気を呼び、わずか数年でヨーロッパ各地に浸透、いまではすっかりフラワーギフトの定番となりました。
ヨーロッパからの輸入のほか、最近では日本でも生産されるようになり、さらに注目を集めているギフトスタイルです。

プリザーブドフラワーの人気の秘密

1.保存性の良さ

美しく咲き誇るお花も、数日で枯れてしまうのが残念なところ。でもプリザーブドフラワーなら、数年間も美しい状態を保つことができるので、贈る方の想いが色あせないと人気です。
また、長期間飾っておけるので、インテリアやショップディスプレイとしても注目されています。

2.自然な風合い

植物の水を吸い上げる力によって保存液を吸い上げさせるので、花本来のスタイルがそのまま生きています。ドライフラワーや造花と違う、ナチュラルな質感も大切なポイントです。

3.豊富なカラーバリエーション

保存液に染料を混ぜることで、鮮やかな発色と豊富なカラーバリエーションができました。青いバラなど、プリザーブドでしか作れないカラーも誕生し、パリのフラワーデザイナーから絶大な支持を得ることになりました。

4.環境にもやさしい

保存料や染料は、天然由来のオーガニックなものを使用し、人体や環境にも配慮。
植物にも人にもやさしいフラワーです。

管理の注意

プリザーブドフラワーはデリケートなお花です。下の点に注意して、生花と同じように優しく取り扱ってください。

湿気に弱く、湿度の高い場所（浴室など）は劣化を早めるので避けてください。また直接水が掛かると色落ちすることがあるのでご注意ください。

直射日光はお花が乾燥し、色あせや劣化の原因となります。日の当たらない涼しい場所で管理してください。

冷暖房の風が直接当たる場所は避けてください。乾燥によるひび割れなど、お花を傷める原因となります。

布地に直接触れると染料が色映りする場合があります。洋服・ドレス・その他布地への接触は避けてください。